クイーンビー進捗１

夏にモンスターイヤーの製作が始まると掛かりっきりになってしまうので

せっかくなので新作に時間をかけられるタイミングにつらつら記録しておこうかなと思います。

盛大なネタバレになりますので完成品発表後の驚きは半減するかもしれませんが…

そして実験的な製作でもありますので、

ご期待を煽るだけ煽って

滑って上手く完成せず非売品となることも大いに有り得ます…どうか温かく見守って頂けましたら幸いです＊

(この製作は、納品等の優先作業の硬化待ち時間等に進めています。

メインアイテムの製作も並行しておりますので、再販をお待ちの方もご安心くださいませ＊)

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私自身仮装が大好きなのですが、人と違う事をしようと思えば思うほど、衣装や装飾が大きくなり時間と労力が掛かるものです。

楽しいと労力を天秤にかけた時、いよいよ近年労力の方に偏り始めました…(年齢でしょうか)

そんなこんなで仮装の頻度もガクッと減ったこともあり

製品を作る時は如何にユーザー様の負担を軽減するかというところに重点を置いています。

お馴染みのお手軽スキンマスクは

肉々しい造形を施すことでよく馴染み、また軟質材で成形することでどなたのお顔にもフィットします。

目の周りを黒く塗るだけで特殊メイクのようなお顔に仕上げることが出来るマスクです。

ユーザー様の使い方、メイクアップによって様々な仕上がりを見せ、良い意味で完成までの仕上げをユーザー様に丸投げしています。

しかしながら、

｢目の周りを何で塗ったら良いのか分からない｣｢目の周りを塗らなくちゃ使えない｣

といったご意見も頂きます。‪

その辺のご要望にも今回はお応えしたく、

すっぴんで装着するだけでフルメイクアップモンスターになれるようなマスクを作って行きたいと思います。

更衣室やメイクルームがなくても、負担なくサッと装着するだけでお顔が完成したら

これ以上良いことは無いですよね！

その分、衣装やヘアに拘ることも出来ますから。

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今日から手を付け始めたクイーンビー(仮)ですが、今までと全く製法の違う新レシピを組みます。

と思い筆を取りましたがご存知の通り私の画力で詳細な設計図など書けるはずもなく、何やらふわっとした真正面の雰囲気絵だけとなりました(がっかり)

大きめのアイホール。

視界良好は最優先事項です。

今回は素顔に装着するだけでアイメイクもバッチリなおめかしマスク、

ユーザー様の目を覆う瞳の部分にはミラーレンズを使います。

↓少し浮腫んだようなお顔です。

左目と右目で形を変えては見比べ、どういった目にするかを吟味しました。

仕上がりを想像しながら造形を進めます。

大きな睫毛も付けたいので、裏瞼に少しスペースを。

どこにラインを引くかでアイシャドウの幅も変わりますから、とにかく仕上がりのメイクを想像しながら…

瞼と二重のラインはきちんと分けたいので細かく詰めたい所です。

↓単眼を額に配置

カマキリやセミ、そしてスズメバチにもしっかりと埋まっている3つの単眼です。

子供の頃から大好きなこのパーツは、レジンで様々なパターンを作っても良いかもしれません。

可能であれば透明に抜いて中にLEDを仕込みたい所…(願望)

かなりコミカルな作りなので、ディディールの作り込みと左右対称の造形に悩まされそうです。

本日はここまで。